12の春Vol.3

24年が経ち今では、淡泊なくらい諦めの早い私ですが、
当時の私は気力充実で、負けん気が強かったと云うか、、、
国語で受けたダメージも
試験2科目目までの短い休憩時間で
逆に「やる気」がみなぎっていました。


よぉ〜し、理科社会で75%をキープして、
最後の算数は満点取るぞ!






そして、理科社会は当時の感触でその75%をなんとかキープし、
昼休みを迎えました。。。
でも昼休みの記憶は全然ありません。。。
昼メシ後にある算数に集中してたと思います。


「絶対満点!算数で満点!満点取るしかない!」






24年が経ち、
その勝負を賭けた算数の詳細な記憶は残っていないのですが、
概要は覚えてます。


算数の試験が始まると、まず問題数をチェック。
大きい問いで7問程度だったと思います。


そして、どのような順で解いていくかと、
問い毎にどの程度時間をかけるか見積もりました。


最後に検算の時間も10分程度確保して
大きな問い毎に制限時間を決めました。
(この見積にどの程度時間をかけたか覚えてませんが、
 5分程度だったと思います。)


問題をざっと眺めた印象では、満点も夢じゃないと思いました。
後は
自分が設定した解答順に従って問題をひたすら解きまくります。


まずは確実に点を稼ぐため計算問題からやっつけます。
しかし、計算問題はどうも好きじゃなく調子が出ません。


「嫌らしい計算問題ばっか><」


国語が苦手で算数が得意………
でも、計算問題より文章題の方が好き………
全くもって捕らえどころがない私の嗜好性。。。


うだうだ想いながらもなんとか計算問題をやっつけ、
次は1〜2行の問題文からなる小問が10題程度ある大きな問いへ。。。




順調に解いていく中、どうしても一題だけ全く手も足も出ません。
「何を答えなきゃいけないのか」が読み取れない………
読解力のなさが露呈しました。。。
「ちっ!こんなとこで………」
時間はどんどん過ぎていきます。






続きは続編で………(たぶん次が最終話です^^)