W杯本大会抽選直前:「第一ポット」と「特別ポット」
なかなかblogのアップが出来ませんでした。
もうすぐ本大会の抽選が始まりますが、その前に
- 第一ポット決定法についての資料[PDFファイル]
から「第一ポット」決めと「特別ポット」になったセルビア・モンテネグロについて、
ちょっと書きたいと思います。
で、米国が1ポイント差で第一ポットを逃したことに触れました。
「第一ポット」には
- 前回・前々回W杯本大会の成績
- 過去3年(2003/12,2004/11,2005/11)のFIFAランキング
をポイント化して順位づけされました。
米国以下は
- オランダ(6ポイント差)
- 韓国(7ポイント差)
- 日本(8ポイント差)
と、「第一ポット」決めランキングでは、日本は12番目でした。
ちなみに「特別ポット」に回ったセルビア・モンテネグロは、
2005/11のFIFAランキングで欧州内ドベなので、選ばれました。
ただ、「第一ポット」決めランキングでは、欧州内ドベはウクライナでした。
どうして「特別ポット」だけ、
2005/11と1回こっきりのFIFAランキングで決めたのか、ちょっと謎です。
ただ、このことがちょっとしたドラマを生むかも知れません。
セルビア・モンテネグロは「特別ポット」となったことで、
ブラジル、アルゼンチン、メキシコのいずれかのグループに入ります。
もし、ブラジルの組に入れば、ひょっとすると開幕戦ということも有り得ます。
今から31年前、’74年W杯は西ドイツで開催されたのですが、
このときの開幕カードは「ブラジルvsユーゴスラビア」でした。
そのときユーゴには、ペトコビッチという選手がいました。
そして今、彼はセルビア・モンテネグロを率い
監督として2006ドイツW杯本大会に挑もうとしています。
もし、開幕戦で
「ブラジルvsセルビア・モンテネグロ」というカードが実現したら………
ちょっと、そんなことにも注目してます^^