その他:ソニーグループ 中期経営方針発表

ソニーは今日22日グループの中長期経営方針を発表しました。

不採算・非戦略事業を収束させ、売れ筋製品に経営資源を集約させることを目的に構造改革を一層進めるとのこと。
その結果として、日本国内をメインにグループ全体で1万人(国内:4千人/海外:6千人)の人員削減を行うと発表されました。




ソニーグループとしての軸は

  • エレクトロニクス事業
  • ゲーム事業
  • エンタテインメント事業

と明確に打ち出し、3事業間の連携を強化する方針も打ち出されてます。
(プレゼンでは「決してソニーはだめじゃない。良いトコも充分あるんだ!」と訴える資料になってました。)


『負け組』の筆頭ソニー。やはり苦しい状況なんでしょうね。
強固に進める構造改革で収益性アップを図り、本業の「エレクトロニクス事業」の復活が最優先課題となってます。


私にとって身近なのは「みんGOLオンライン」なので、ゲーム事業がどうかに注目したんですが、

ゲーム
ソニーグループ全体を一層強化し、コンピュータエンタテインメント市場をさらに発展させる「プレイステーション3」の来春の市場導入を最優先事項として推進します。また、「プレイステーション・ポータブル」の市場での地位をさらに確固たるものとします。自社ソフト開発を拡充し、エレクトロニクス、エンタテインメントとの連携も強化します。

という、在り来たりの発表でオンラインゲームの方向性は読み取れませんでした。
(まぁ、ソニー本体の経営方針ですから、当然なんですがw)


ただ、インターネットを用いてはソニー製品の付加価値を高めたいとの戦略も読み取れました。
ゲーム事業でも同じような戦略を是非とも採って頂ければと願うばかりです。